運び屋
先日、「運び屋」という映画を見た
仕事に捧げ過ぎた挙句、家族に見放されてしまった男の話。
なんか、自分の家庭に通ずるものがあった。
年齢を重ねるごとに父と話す機会が
格段に減り、今では約7年顔を合わせてない。
去年の誕生日に手紙が来た。
癌を患い、闘病中だったらしい。
ふと想像した。闘病中の父の様子を。
誰かお見舞いには来てくれたのだろうか。
どんなモチベーションでリハビリしたのだろうか。
金銭面は大丈夫だったのだろうか。
父を避ける理由を自分で否定したくないのも事実だが、やはり血が繋がってる以上、
癌を患っていたという手紙を読んだ瞬間、
胸が痛くなった。
正直内心は複雑だ。
「運び屋」という映画を見ながら
自分の父との接し方を思い返してしまった。
振り返ることができたからこそ
未来での接し方を考えるきっかけにもなった。
とりあえず父の日のプレゼントを
買おうと思う。